先日ネットで以下のような記事を読みました。
簡単にまとめると、親から相続した不動産物件を売却しようとしたものの買い手がつかず、また一度相続したために放棄もできず、コストばかりかかる蟻地獄状態といった内容でした。
私も親から不動産物件を相続する可能性があるので他人事ではありません。
というわけで、この記事を参考に親が所有している不動産の価値をおおよそ検討をつけてみたいと思います。
物件の概要
まずはじめてに物件の概要をお伝えします。
- 3LDK(73平米)
- 1階(4階建て、全40戸)
- 築28年
- RC構造
- 南西
- 最寄駅まで徒歩30分(最寄バス停まで徒歩4分)
- オートロック、宅配ロッカー
- 敷地内駐車場あり(4,000円 / 月)
最大の弱点は駅が遠いことですね。
物件の東西南北にそれぞれ駅があるのですが、等距離に離れていてどれも徒歩での移動は現実的ではありません。
その分、評価額は落ちるかもしれません。
売り出し履歴や参考価格を調べる
次にネット上で上記の物件を調べてみて、販売履歴や参考価格を調べてみました。
投資用の不動産を購入した際にも参考にさせてもらったサイトです。
マンションレビュー
物件の口コミや売り出し履歴、偏差値、周辺地域との坪単価比較など、このサイトだけで色々な角度から物件を見ることができます。
今回の物件に近い条件では、2018年1月に1,599万円での売り出し実績がありました。
売りに出ていた物件は3階だったので、1階の物件に比べると評価額はやや高そうですが、マンションレビューを参考にすると現時点で1,500万円で売りに出しても良さそうです。
プライスマップ
こちらは過去の販売実績などを元にして、物件の参考価格を算出してくれるサイトです。
条件を入力して参考価格を算出してみると、1,535万〜1,715万円という結果が出ました。
やや高めの評価になっている気がしますが、下限の1,535万円を基準として見れば妥当な額かもしれません。
現時点では相続しても損することはなさそう
以上のことから、現時点では親の不動産を相続しても損することはなさそうです。
私はこの実家の物件を相続した場合でも、ここに住むことはなさそうなので、売却するか賃貸に出すことになりそうですが、妹は実家の近くに賃貸で住んでいるので、もしかしたら物件の相続を希望するかもしれません。
それならそれでむしろありがたい話かなと思います。
私にとっても思い出があるので、積極的に売りたいわけではないですからね。
おわりに
以上、「【相続対策】事前に実家の不動産価値を知っておく」でした。
将来はどうなるかわからないので、どんな状況になっても冷静に対処できるように準備しておくことは大切だと、参考記事が教えてくれました。
今のところ特に心配することはなさそうですが、設備の老朽化が進んでいくことは間違い無いので、今後も定期的にチェックしていきたいと思います。