こんにちは!こま(@koma_piece01)です。
先日資産運用会社へ相談に行ったこと記事を書きましたが、その際にローランド投資という商品を紹介されました。
初めて聞いた言葉だったので、整理も兼ねてローランド投資についてまとめてみたいと思います。
ローランド投資とは
ローランド投資とは、今後開発が見込まれる土地を安いうちに購入しておき、土地開発が進んだ後に売るという手法です。
別名ランドバンキングとも言うみたいですね。
現在は北米地域(アメリカやカナダ)への投資が盛んで、こうした事業では米ウォルトン社がリーディングカンパニーのようです。
部屋のオーナーとローランド投資の違い
区分所有やマンション経営とローランド投資はどちらも不動産投資ですが、部屋のオーナーは「毎月家賃を得る」インカムゲイン重視、ローランド投資は「安く買って高く売る」キャピタルゲイン重視の投資となります。
ローランド投資のメリット
高い投資効果が期待できる点です。
2016年の記事ですが、下記にウォルトン社のインタビュー記事が掲載されています。
最短2.33年から最長19.08年、平均は8.71年と長期保有ですが、土地所有者にお戻ししている還元額の倍率は最低でも1.19倍、最高7.91倍で平均が2.44倍で、これまでに19億カナダドル(約1,700億円)を共同土地所有者および出資パートナーに還元してまいりました。
上記の引用分を見ると、ローランド投資は案件によって投資期間や還元倍率に幅がありますが、私が見せてもらった直近の実績では幅は縮まってきた印象でした。
余裕資金であれば投資先として面白そうですよね。
ローランド投資のデメリット
実はこのローランド投資、けっこうデメリットもあります。手軽ではないと言う点です。
以下挙げてみます。
- 最低ロットが1万ドル(≒110万円)以上
- 売るタイミングは多数決(共同所有のため)
- 途中解約できない(オーナー希望者を見つけて売却は可)
- 情報を仕入れにくい
- 投資できる窓口が限られている
どうでしょうか?
まとまったお金も必要ですし、自分の好きなタイミングで売却もできないとなれば勇気が入りますよね。
まとめ
以上、「【ローランド投資】未開発地域を安く買って、開発後に高く売る投資。利回りは?デメリットは?」でした。
最後にローランド投資についてポイントをまとめてみます。
- キャピタルゲインを狙う不動産投資
- メリットは高い還元倍率が期待できること
- デメリットは気軽に投資ができない、自由度が低いところ
まだまだ日本では認知度が低い(と思われる)ローランド投資。
投資先の一つとして面白そうな商品だなと感じました。
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