こんばんは!30代Webディレクターのこま(@koma_piece01)です。
先日参加したマネーフォワードのセミナー「不動産投資1DAYスクール2019」の講演で、2040年の住宅価格(2010年比)を見る機会がありました。
日本や中国、香港、タイ、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどの住宅価格は軒並み下落予想の中で、40%近くの上昇予想が出ている国がありました。
それがフィリピンです。
フィリピンは大家族主義という考えが根付いているため、4〜5人兄弟が当たり前で人口は増え続けているそうです。
そりゃ人口が増えていけば住宅価格も上がるよな〜ということで、同じように今後も人口増加が見込まれる国を調べれば、将来有望な投資先の国が見つかるのでは?と考えました。
今回の記事では、世界の総人口や人口ピラミッドを調べることができる「PopulationPyramid.net」というサイトから、2100年以降も大きく成長が見込めそうな国を勝手に予想してみました!
選定の目安について
まず、選定の目安を決めておきます。
- 2100年時点で総人口1億人以上いること
- 2100年頃まで人口増加傾向が続いていること
国別総人口(2019年、2100年)、人口増加率、人口ピラミッド
まずは日本のデータをみてみましょう
- 2019年総人口:125,402,911人
- 2100年総人口:83,174,943人
- 人口増加率:0.66倍
もし私が生きていたら117歳!まさか、生きてないよね・・・?
それでは次から有望そうな国を紹介していきます!
コートジボワールは人口増加率4.05倍、総人口1億人に!
- 2019年総人口:24,970,212人
- 2100年総人口:101,154,138人
- 人口増加率:4.05倍
2100年時点では総人口1億人にギリギリ到達する規模ですが、2100年以降も人口の伸びが予想されます。そのため2150年頃に国として最盛期を迎えるかもしれません。期待できそうな国です。
アンゴラは人口増加率4.89倍、総人口1.4億人に!
- 2019年総人口:28,360,201人
- 2100年総人口:138,737,554人
- 人口増加率:4.89倍
ケニアは人口増加率3.08倍、総人口1.6億人に!
- 2019年総人口:50,935,498人
- 2100年総人口:156,856,158人
- 人口増加率:3.08倍
とは言え、まだまだ先の話です笑
イラクは人口増加率4.01倍、総人口1.6億人に!
- 2019年総人口:40,853,636人
- 2100年総人口:163,904,640人
- 人口増加率:4.01倍
フィリピンは人口増加率1.58倍、総人口1.7億人に!
- 2019年総人口:106,886,636人
- 2100年総人口:168,618,220人
- 人口増加率:1.58倍
人口は2095年に168,814,265人でピークを迎えますが、今後70年は成長が見込めそうです。
アメリカ合衆国は人口増加率1.36倍、総人口4.5億人に!
- 2019年総人口:331,195,364人
- 2100年総人口:450,384,822人
- 人口増加率:1.36倍
これは2100年もまだアメリカの時代なのかなと思わせられるデータですね〜
ナイジェリアは人口増加率3.82倍、総人口7.5億人に!
- 2019年総人口:196,752,840人
- 2100年総人口:752,247,358人
- 人口増加率:3.82倍
2019年時点で総人口は2億人に届くところまできていますが、2100年では7億5000万人と、総人口がインド・中国に次ぐ世界3位の国家になっています。
また、2100年時点での人口ピラミッドもキレイな三角形なので、2100年以降もしばらくは人口増加が続きそうです。
人口の多さは国力にも繋がりますから、将来的に大化けするかもしれませんね。
現状、投資できるのはアメリカとフィリピンのみか?
人口推移の観点から将来有望な国をピックアップしたのですが、現状では投資は限られています(アメリカは例外)。
アフリカ地域への投資は、アフリカ地域に本拠地がある企業またはアフリカでビジネスを展開している企業に投資をする「パン・アフリカ株式ファンド」があります。
一方、同じく将来有望なフィリピンについては、「イーストスプリング・フィリピン株式オープン」「フィリピン株ファンド」「フィリピン株式ファンド」の3つの投資信託があるので、これらを通じてフィリピンに投資することができます。
今の段階ではフィリピンへの投資が良いのかなと感じています。
おわりに
以上、「【有望な投資先?】2100年も強い6ヶ国(総人口・人口ピラミット・人口増加率比較)」でした!
今回はヨーロッパの国は出てきませんでしたが、国によって人口の推移が全然違っていました。
2100年までにドイツやイタリアは人口が大きく減少するのに対し、イギリスやフランスは緩やかに上昇が続くという予想です。
イギリスがEUから脱退する要因として移民問題がありましたが、ドイツとイギリスでは人口推移が全く違うので、そりゃ合意は難しいですよね。
記事のために調べた人口動態ですが、色々気づきがありました!
興味がある方はぜひご自身でもいろんなデータを見てみてください!