【有望な投資先?】2100年も強い6ヶ国(総人口・人口ピラミット・人口増加率比較)

2019年6月1日

こんばんは!30代Webディレクターのこま(@koma_piece01)です。

先日参加したマネーフォワードのセミナー「不動産投資1DAYスクール2019」の講演で、2040年の住宅価格(2010年比)を見る機会がありました。

日本や中国、香港、タイ、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどの住宅価格は軒並み下落予想の中で、40%近くの上昇予想が出ている国がありました。

それがフィリピンです。

フィリピンは大家族主義という考えが根付いているため、4〜5人兄弟が当たり前で人口は増え続けているそうです。

そりゃ人口が増えていけば住宅価格も上がるよな〜ということで、同じように今後も人口増加が見込まれる国を調べれば、将来有望な投資先の国が見つかるのでは?と考えました。

今回の記事では、世界の総人口や人口ピラミッドを調べることができる「PopulationPyramid.net」というサイトから、2100年以降も大きく成長が見込めそうな国を勝手に予想してみました!

こま
人口動態を調べてみると、意外な国が出てきますね。調べてみて面白かったです!

選定の目安について

まず、選定の目安を決めておきます。

  • 2100年時点で総人口1億人以上いること
  • 2100年頃まで人口増加傾向が続いていること
こま
人口増加率が高くても、総人口が少なくては意味がないため、2100年時点で国の総人口が1億人以上いることとしました。

 

国別総人口(2019年、2100年)、人口増加率、人口ピラミッド

まずは日本のデータをみてみましょう

  • 2019年総人口:125,402,911人
  • 2100年総人口:83,174,943人
  • 人口増加率:0.66倍

こま
日本は2009年をピークに、すでに人口は下落を始めています。2100年の人口ピラミッドでは、年代ごとのばらつきはなくなりますがさらに高くなってますね。

もし私が生きていたら117歳!まさか、生きてないよね・・・?

 

それでは次から有望そうな国を紹介していきます!

 

コートジボワールは人口増加率4.05倍、総人口1億人に!

  • 2019年総人口:24,970,212人
  • 2100年総人口:101,154,138人
  • 人口増加率:4.05倍

こま
2019年も、2100年も人口ピラミッドはキレイな三角形です。

2100年時点では総人口1億人にギリギリ到達する規模ですが、2100年以降も人口の伸びが予想されます。そのため2150年頃に国として最盛期を迎えるかもしれません。期待できそうな国です。

 

アンゴラは人口増加率4.89倍、総人口1.4億人に!

  • 2019年総人口:28,360,201人
  • 2100年総人口:138,737,554人
  • 人口増加率:4.89倍

こま
コートジボワールより人口規模がやや大きいこと以外は、人口ピラミッドも人口の推移もほぼ同じです。アンゴラの2100年の総人口は、日本のピーク時の総人口も超える予想になっています。

 

ケニアは人口増加率3.08倍、総人口1.6億人に!

  • 2019年総人口:50,935,498人
  • 2100年総人口:156,856,158人
  • 人口増加率:3.08倍

こま
ケニアは2100年の時点で総人口1億5000万人規模の国になっています。2100年までは人口が増え続けますが、2100年の人口ピラミッドでは成人前の年齢層が少なくなってきており、ピークが見えてきています。

とは言え、まだまだ先の話です笑

 

イラクは人口増加率4.01倍、総人口1.6億人に!

  • 2019年総人口:40,853,636人
  • 2100年総人口:163,904,640人
  • 人口増加率:4.01倍

こま
意外でしたがイラクは2100年時点で1億6000万人と、かなりの規模の国家になっています。また、人口ピラミッドもとてもキレイですね。地学的リスクがあるので投資をは難しいかもしれませんが、伸びしろはかなりあるかもしれません。

 

フィリピンは人口増加率1.58倍、総人口1.7億人に!

  • 2019年総人口:106,886,636人
  • 2100年総人口:168,618,220人
  • 人口増加率:1.58倍

こま
フィリピンは他の国に比べて増加率は低いですが、2019年時点で1億人を超えています。

人口は2095年に168,814,265人でピークを迎えますが、今後70年は成長が見込めそうです。

 

アメリカ合衆国は人口増加率1.36倍、総人口4.5億人に!

  • 2019年総人口:331,195,364人
  • 2100年総人口:450,384,822人
  • 人口増加率:1.36倍

こま
アメリカ強し!まさか2100年も強いとは。。2019年時点で総人口は3億3000万人ですが、以降も2100年まで緩やかに人口は増加していきます。

これは2100年もまだアメリカの時代なのかなと思わせられるデータですね〜

 

ナイジェリアは人口増加率3.82倍、総人口7.5億人に!

  • 2019年総人口:196,752,840人
  • 2100年総人口:752,247,358人
  • 人口増加率:3.82倍

こま
2100年の時点でアメリカを超える国があるとしたら、それはナイジェリアかもしれません。

2019年時点で総人口は2億人に届くところまできていますが、2100年では7億5000万人と、総人口がインド・中国に次ぐ世界3位の国家になっています。

また、2100年時点での人口ピラミッドもキレイな三角形なので、2100年以降もしばらくは人口増加が続きそうです。

人口の多さは国力にも繋がりますから、将来的に大化けするかもしれませんね。

 

現状、投資できるのはアメリカとフィリピンのみか?

人口推移の観点から将来有望な国をピックアップしたのですが、現状では投資は限られています(アメリカは例外)。

アフリカ地域への投資は、アフリカ地域に本拠地がある企業またはアフリカでビジネスを展開している企業に投資をする「パン・アフリカ株式ファンド」があります。

一方、同じく将来有望なフィリピンについては、「イーストスプリング・フィリピン株式オープン」「フィリピン株ファンド」「フィリピン株式ファンド」の3つの投資信託があるので、これらを通じてフィリピンに投資することができます。

今の段階ではフィリピンへの投資が良いのかなと感じています。

こま
ナイジェリアやフィリピンは将来的に人口密度がかなり高くなるようなので、これらの国のREIT商品が出たら面白い気がしています。

 

おわりに

以上、「【有望な投資先?】2100年も強い6ヶ国(総人口・人口ピラミット・人口増加率比較)」でした!

今回はヨーロッパの国は出てきませんでしたが、国によって人口の推移が全然違っていました。

2100年までにドイツやイタリアは人口が大きく減少するのに対し、イギリスやフランスは緩やかに上昇が続くという予想です。

イギリスがEUから脱退する要因として移民問題がありましたが、ドイツとイギリスでは人口推移が全く違うので、そりゃ合意は難しいですよね。

記事のために調べた人口動態ですが、色々気づきがありました!

興味がある方はぜひご自身でもいろんなデータを見てみてください!

>>PopulationPyramid.net

 

こま
最後まで読んでいただきありがとうございました!
  • B!