マネーフォワードMEの未来シミュレーター「よそQ」を試してみた!

2019年4月16日

私が家計簿に利用しているマネーフォワードMEですが、月額500円のプレミアム会員になっていると将来のシミュレーションツール「よそQ」を使うことができます(最近知りました汗)。

以下、「よそQ」でできることです。

今回はこの「よそQ」を使って、私の将来をシミュレートしてみました!

注意ポイント

なお、スマホアプリでは「よそQ」は見つけられませんでした。PC版のみの機能かもしれません。

こま
この記事のキーワードは「ライフプラン(将来設計)」「キャッシュフロー」です。

生涯独身だと結果がつまらなかったので、将来結婚して子どもは2人、マイホームも購入するものとして試算してみました!

まずは「よそQ」画面へ

「よそQ」への遷移画面が以前から変更されていました。

今後も変更される可能性がありますので、その際はご容赦ください。

ログイン後、「その他」→「よそQ」

まずはシミュレート画面へ。

マネーフォワードMEにログインしたら、メニューから「その他」→「よそQ」と進んでください。

 

「よそQ」画面が表示されたら下にスクロール

「よそQ」画面を下にスクロールすると、「簡単設定」「詳細設定」を選択するタブが現れます。

ここでは「詳細設定」に進んだ場合を説明します。

ポイント

簡単設定の場合は「現在の月収(手取り)」「毎月の支出額」「現在の金融資産」を入力するだけで試算ができます。

 

「収入・資産」「家族構成」「住宅」「老後」の4つを入力!

収入・資産を入力!

ここでは以下の項目を入力します。入力が完了したら「次のステップ」をクリックで次に進みます。

 

現在と将来の収入について

  • 手取りの世帯収入
  • 昇給率(1年あたり)
  • 転職などによる給与の増減
  • 昇給停止年齢

 

現在と将来の支出について

  • 世帯支出
  • 収入増加に対する支出増加

 

金融資産と収益率について

  • 現在の金融資産
  • 資産の収益率(1年あたり)
こま
「昇給率」「昇給停止年齢」「転職の予定」「収入増加に対する支出増加」「資産の収益率(1年あたり)」はデフォルトのままにしました。

 

家族構成を入力!

 

結婚・結婚予定について

  • 結婚の有無
  • 結婚の予定の有無
  • 結婚する年齢と相手の年齢
  • 結婚費用
  • 相手の収入(月額)
  • 結婚後に増加する支出

 

 子どもの人数(予定も含む)について

  • 年齢・誕生予定
  • 性別
  • 保育園・幼稚園に預ける年齢、幼稚園の公立 or 私立
  • 小・中・高・大学・大学院(公立 or 私立など)
  • 仕送りの有無
こま
36歳で結婚、子どもは2人としました。また、相手の月収を20万円としましたが、出産や子育てのタイミングでは、後々説明するマイナス調整が必要かもしれません。

 

住宅について入力!

 

現在の住宅・住宅購入予定について

  • 現在賃貸 or 持ち家
  • 住宅購入予定の有無

 

持ち家、住宅購入予定の場合は返済予定について入力!

持ち家の場合
  • 購入金額
  • 購入時期
  • 購入時の築年数
  • ローン残高
  • ローン残年数
  • ローン金利

 

 住宅購入予定の場合
  • 購入予定額
  • 購入予定時の年齢
  • 購入時の築年数
  • 現在の家賃
  • 頭金比率
  • ローン返済期間
  • ローン予定金利
  • 維持管理費・税金など
  • 維持管理費の増加率
  • 不動産価値の減少率
こま
37歳でマイホームを購入。5,000万円で35年ローン、金利1.2%としました。他の数値はデフォルトです。

 

老後について入力!

 

退職の予定について

  • 退職年齢(予定)
  • 退職金予定額

 

年金・老後の支出について

  • 年金支給開始年齢
  • 年金支給見込み額
  • 老後の支出額(標準 or ゆとりある生活)
こま
年金支給見込み額については10.6万円としました。この根拠は以前記事にした年金機構の資料を元にしました。

 

以上で入力完了です!お疲れ様でした!

 

総合評価の結果を見てみましょう!

オレンジの部分が大事な金融資産になります。

36歳時に結婚費用、37歳時にマイホーム購入で頭金を支払っているため金融資産が一時的に128万円にまで減りましたが、その後は安定して増加、90歳の時点で2,450万円の金融資産となっています。

これは安心できるな、うん。

 

注意ポイント

このシミュレートの中では配偶者の月給を20万円と、かなり都合の良い数値にしています笑

私が90歳まで生きる場合、配偶者の月給が15万円以上でないと収支でマイナスに転落という結果でした。

配偶者の貯金や年金支給額もシミュレーションに加えればもう少し良い数値になるかもしれませんが、なかなか難しい数値ですね。

 

ファイナンシャルプランナー深野康彦さんによるアドバイス付き

色んな媒体で活躍されているファイナンシャルプランナー深野康彦さんから、シミュレーション結果についての採点とコメントをもらえます!

今回の総合評価は85点ということで、なかなか良い結果になりました!

 

年毎の収支表で細かい数値も入力できます!

総合評価の下の方には下記のような年毎の収支表が表示されます。

例えば自動車の購入など、追加で大きな支出がある場合にはこちらで調整すると良さそうです!ちなみに収入・支出どちらも入力可能です。

 

シミュレーション結果は保存できます!

一番下の部分に現在のシミュレーション内容を保存できる機能がついています。

試しに未婚の場合のシミュレーション、結婚した場合のシミュレーションを保存してみました。

以前のシミュレーション内容を確認したい場合は「読み込み」ボタンを押すことで復元できます。

 

さいごに

以上、マネーフォワードMEの未来シミュレーター「よそQ」を試してみた!でした。

多くの方が将来に対して感じている不安は「不確かさ」が大きな原因になっていると思います。

その「不確かさ」を、この未来シミュレーター「よそQ」を使って明らかにすれば、このままで問題なさそうか、将来設計に修正が必要かがわかってきます。

そして、修正が必要とわかれば、あとは解決するために動けば良いだけです。

原因がわからない不安を抱えて過ごすのではなく、現状の分析をして将来に向けた準備を進めていけたら良いなと思います!

こま
最後まで読んでいただきありがとうございました!
  • B!