手取り23万円一人暮らしの家賃・食費の目安はいくら?

2019年8月2日

こんばんは!30代Webディレクターこま(@koma_piece01)です。

先日、中央最低賃金審議会の小委員会にて最低賃金目安の引き上げ方針が示されました。

そのニュースに関連付けて、日本テレビ「news zero」内で放送された男性の「生活が苦しい」というコメントがどうやら話題になっているようです。

というのも手取り23万円で、さらには支出にもツッコミどころが多かったからのようです。

私はこの映像を見ていないのでニュースの趣旨などについては何も言えませんが、手取り23万円と支出(生活費)を考えたときに果たして生活は苦しくなるかを勝手にシミュレーションしてみました笑(←大きなお世話)

こま
この記事は30代独身男性(以降男性Aさんとします)の家計を見直しする記事です。実際の私の生活費とも比較して削減できるものは削減していきたいと思います。

男性Aさんの属性と状況

 

男性Aさんの属性と生活スタイル

  • 33歳・独身・男性
  • さいたま市在住
  • 手取り20~23万円
  • 平日の食事は朝のみ
  • 外食は控えている
  • 買いたいものが買えない
  • 貯蓄はほとんどできていない

 

男性Aさんの家計簿

項目 金額
<収入>
給与(手取り) 230,000円
合計 230,000円
<支出>
家賃・光熱費 61,000円
食費 40,000円
携帯通信費 20,000円
保険・年金 33,000円
交際費 30,000円
合計 184,000円
<収支>
+46,000円
こま
食費、携帯通信費、保険・年金の支出が多いですね。

これらの支出の見直しをしていきます。

 

見直し例

項目 金額
<収入>
給与 230,000円
合計 230,000円
<支出>
家賃・光熱費 61,000円
食費 40,000円
→25,000円
携帯通信費 20,000円
→10,000円
保険・年金 33,000円
→10,000円
交際費 30,000円
合計 184,000円
→136,000円
<収支>
+46,000円
→+94,000円

ざっくり見直しただけでも、月4.8万円は節約できそうです。

こま
これなら貯蓄にもお金を回せそうですね!

 

次にそれぞれの支出項目について触れていきます。

 

家賃・光熱費は適正水準(6.1万円で変更なし)

家賃と光熱費の合算で算出されているので内訳はわかりませんが、光熱費(電気・ガス・水道)はかなり節約しても月6.500円、普通に使っていれば10,000円近くはかかります。

そうすると家賃は50,000~55,000円になります。

家賃の目安は手取り額の25%程度ですが、手取り20万円の25%は50,000円です。

そう考えるとこの方の家賃水準は妥当であると考えます。

こま
さらに家賃を下げるためには、バス・トイレ別の部屋からユニットバスの部屋に変えるなど検討しましょう。

 

食費は1.5万円を削減(4万円 → 2.5万円)

食費に月4万円もかかっているのは、はっきり言って高すぎです。

取材の内容によれば、平日は朝食しか食べず、また取材当日もコンビニのおにぎり2個で済ませているような生活なのに、月の食費が40,000円もかかるのは不思議ですね。。

私の場合、朝食は摂らないので昼夜の一日2食で生活しています。
平日昼の食事は勤務先周辺の飲食店(平均500円)で済ませ、夕食は自炊やスーパーのお惣菜(平均300円)という食生活をしていますが、食費は24,000円程度で済みます。

月に4万円もかかっているのは毎日ペットボトルやコンビニのコーヒー、お菓子などを日常的に購入しているのではないでしょうか?

こま
私の職場でも、毎日出社直後にジュース、昼食後に別なペットボトル(たまにお菓子)を買っている人がいます。

他人の生活に口出しすることではないので須賀、内心では無駄使いしてるなと思ってしまいます。

 

保険・年金は2.3万円を削減(3.3万円 → 1万円)

独身で保険・年金に毎月3.3万円というのは掛け捨て保険では考えにくいので、おそらく貯蓄型の保険に加入しているように感じます。

もしそうであれば、この項目は貯蓄として換算しても良いのでは?と感じました。

私の場合は三大疾病や就労不能時のリスクを手厚くする掛け捨て保険に入っているので、月1万円の支払いがあります。

こま
独身であれば保険の加入は必須ではありません。

 

携帯通信費は1万円を削減(2万円 → 1万円)

この項目が携帯の支払いのみなのか、携帯+その他の通信費なのか判断できませんでしたが、いずれにしても月2万円は高すぎます!

携帯と家のネット回線合わせて1万円以内に収めたいところです。

スマホは大手キャリアではなくMVNOにすることで月額費用を大幅に減らせます。

私は大手キャリアでスマホを契約していた際は通信料が月8,000円でしたが、MVNOに変えたことで月3,000円まで削減できました。

こま
スマホでの動画閲覧やゲームで通信量が多くなっているのであれば、そこは削減したいですね。

生活が苦しいと感じているのに娯楽で月額費用が高くなっているならなおさらです・

 

「買いたいものが買えない」は自分のせい

私なりに見直しをしてみましたが、正直「買いたいものが買えない」「貯蓄がほとんどできてない」は、この人のお金に対する考えが甘いからな気がします。

そもそも家計の見直しをする前の段階でも、手取り給与から生活費(交際費を含む)を差し引いて月4.6万円のプラスが出ています。

それでも買いたいものが買えないというのは分不相応な気がします。

無駄な散財が多ければ買いたいものが買えないのは当たり前で、お金が少ないなら少ないなりのやりくりがあります。

今回家賃や交際費の見直しはしませんでしたが、これらの項目を見直すことでさらに支出を減らすこともできますし、もし現状に収入に満足できないのであればスキルアップをして給与を上げてもらったり、転職する、副業をするなど現状を変えるための行動をする必要でしょう。

 

おわりに

以上、「手取り23万円一人暮らしの家賃・食費の目安はいくら?」でした。

この記事を書いていて思ったのは、自分が置かれている状況に対して自分自身で改善していく手段があるにも関わらず、本人が気づいていない(気づかないフリをしている?)ということです。

現状の自分の状況をついつい周りのせいにしてしまいたくなりますが、実は自分の中に解決方法が隠されているかもしれません。

他人を変えることは難しいですが、自分を変えることは簡単です。

不満を感じた時には、まずは自分でなんとか解決できないかを考えることが大切ですね。

それが自分を幸せにする一番の近道かもしれません。

こま
最後まで読んでいただきありがとうございました!
  • B!