私は昨年から現物資産として金貨(銀貨)への投資を始めています。
元々は自分の資産に金を組み入れることがきっかけだったのですが、いざ金貨を手にしてみると資産としてだけではない魅力があることに気づきました。
この記事ではそんな金貨投資の魅力について書いていきます。
こんな方におすすめ
- 金への投資を考えている方
- 収集(コレクション)が好きな方
- 美術品が好きな方
- 歴史が好きな方
- お子さんの教育に熱心な方
金(ゴールド)が「安全資産」「有事の金」と言われる理由
金貨の話の前に、貴金属素材である金(ゴールド)の特徴に触れたいと思います。
金はよく「安全資産」や「有事の金」と呼ばれていますが、その理由は以下のようなものが挙げられます。
- 価格が採掘コストを下回ることは考えにくい
- 金=希少価値があると世界で認識されている
- 宝飾品・個人投資が80%を占めている
- 現物資産である金はインフレに強い
それぞれ説明していきます。
金(ゴールド)の価格が採掘コストを下回ることは考えにくい
現在ニューヨーク金先物市場での金(ゴールド)の価格は1トロイオンス(1oz:約31.1g)あたり1,700米ドル前後で推移しておりますが、金の採掘には1oz約1,000〜1,200米ドルのコストがかかるとされています。
もし金の価格が1,200米ドルまで下がってきた場合、採算が合わなくなる鉱山は採掘を中止することになります。
そうなると金の供給量が減るのに対し割安感から金の需要は増えるため、結果として金価格に上昇圧力がかかります。
つまり金の採掘コストが金の底値の目安と言えます。
金(ゴールド)= 希少価値があると世界で認識されている
金は世界中でその価値が認められているからこそ投資の対象となっています。
日本でもアメリカでもヨーロッパでも金は貴重な素材ですので、金はいわば「世界共通のお金」になりうるものです。
一方で各国の通貨はその国が保証しているからお金として使えるのであって、仮にその国がなくなってしまった場合、お金としての価値はなくなってしまいます。
金の価値が世界で認められている限り、金の価値はゼロにはなりません。
金(ゴールド)需要の8割が宝飾品と個人投資
金は全体の8割が宝飾品や個人投資目的に利用されていて、産業用に使われているのは全体の1割程度です。
そのため金は景気悪化による需要減には繋がりにくい特徴があります。
銀やプラチナは同じ貴金属ですが、産業需要も多いという側面から金と異なった値動きをすることがあります。
安全資産として考えるなら、貴金属の中では金への投資が一番です。
現物資産である金(ゴールド)はインフレに強い
インフレ(インフレーション)とは、お金に対してモノの価値が相対的に上がることを言います。
例えばこれまで100円で購入できたモノが、110円払わないと購入できなくなるような状況がインフレです。
つまりインフレが進行している状況下では、お金を持っているよりもモノを持っていた方が資産の目減りを防ぐことができます。
金もモノですから、インフレに強いです。
注意ポイント
「安全資産」として人気の金ですが、景気が良い時には株に比べてパフォーマンスが落ちることや、保有することでの利子や配当などのインカムゲインがないというデメリットがあります。
資産を投資によって増やしていきたいと考える場合は、投資資金の中心は株にして金は8〜12%程度の保有にする方が良いかもしれません。
金貨に投資するメリット
金に投資する方法は、金貨の他に金地金(ゴールドバー)、純金積立、金や金鉱山に投資するETFを購入する方法があります。
どれもメリット・デメリットがありますが、私は以下の理由から金貨による金投資が好きです。
- 鑑賞・収集する楽しみがある
- 種類によっては希少価値が高まる可能性も
- 少額からの投資(購入)が可能
金貨は鑑賞・収集する楽しみがある
金貨は毎年発行されるものや、記念で発行されたもの、数百年も前に鋳造されたものなど多岐に渡りますが、どの金貨にもデザインが施されています。
手に取ってこれらの金貨を鑑賞すると心が豊かになりますし、発行当時の歴史を感じられる金貨もあります。
また、毎年発行される金貨も年ごとにデザインが変更されるものもあるので、投資をしつつ収集を楽しむことができます。
ポイント
金地金(ゴールドバー)も金の現物を手に取ることができますが、デザイン性がないため味気がないですし、純金積立や金・金鉱山ETFは実際に金を手に取ることはできません。
金貨の種類によっては価値が高まる可能性も
金投資の中では唯一金貨のみの特徴となるのが、素材としての価値とは別に人気や残存枚数・金貨の保存状態によって価値が高まる可能性があるということです。
これは金貨にデザインが施されているためで、金貨が芸術品として評価される側面を持っているためです。
金貨は少額からの投資(購入)が可能
金貨は種類によって0.5gほどの小さなものから1kgを超えるものまで様々な大きな・重量が存在します。
0.5gや1gの金貨は1万円台で販売されていますので、少額から少しずつ金を買い溜めることができます。
注意ポイント
小さい金貨は少額で購入できますが、素材価格に上乗せされるデザイン・加工費などの手数料割合はサイズの大きい金貨の方が安くなります。
金貨に投資するデメリット
メリットの次は、反対に金地金(ゴールドバー)、純金積立、金・金鉱山ETFと比べて金貨投資のデメリットについて挙げていきます。
- 金価格に対して購入額が割高になる
- 傷や変形などで価値が下がる
- 紛失リスクがある
金貨は金価格に対して購入額が割高になる
金投資の場合は金地金、金貨、純金積立、金・金鉱山ETFともに金本体以外にも費用がかかっています。
この金本体以外の費用については金地金や金貨が本体の10%前後かかってきます。
純金積立の手数料は購入金額の2.5〜3%、金・金鉱山ETFは購入時・信託報酬(年)ともに1%と、現物の金を買うより手数料を抑えることができます。
注意ポイント
金地金(ゴールドバー)は500g以上の塊を購入する場合は手数料がかかりませんが、日本円で300万円以上するためここでは割愛します。
また、金・金鉱山ETFの手数料については、保有期間によって現物の金の手数料を超える場合があります。
金貨は傷や欠け・変形などで価値が下がる
金貨は材質だけでなくその形状・柄にも価値がついているため、金貨に傷がついたり欠けたり歪んだりすると価値が下がってしまいます。
そのため金貨は裸の状態にはせず、ケースに入れた状態のままで鑑賞・保存することが望ましいです。
金貨は紛失リスクがある
金貨は小さいです。
素材価値だけで500万円以上する1kgの金貨でさえ直径10cm程度と、お椀よりも小さいサイズです。
どこにしまったか忘れてしまったり、誤まって捨ててしまうといった紛失リスクがあります。
金貨投資をする場合には、金貨をどのように保管するかを事前に決めておいた方が安心です。
注意ポイント
自分で保管することに不安な場合は銀行の貸金庫に預ける方法もありますが、年間で1〜3万円のコストがかかります。
贈り物・お小遣いとしてもオススメの金貨(銀貨)
私は最近、贈り物やお小遣いを金貨や銀貨で渡すようになりました。
例えば親戚や友人の子どもたちに、友人や目上の方に贈り物をする時に際に、結婚式のご祝儀のおまけに、という具合です。
贈り物・お小遣いとして金貨・銀貨を贈る良さを挙げてみます。
- 価値を維持できる(換金性がある)
- 柄や種類などで相手への気持ちも伝えられる
- 金貨・銀貨を通じて興味や見聞を拡げるきっかけになる
贈り物を受け取る側としては、ぶっちゃけ現金が良い!って人も一定数いると思うんです。
ただ贈る側としては、ただ現金を渡すだけでは味気ないですし、相手に合う贈り物を選びたいという気持ちもありますよね。
金貨や銀貨はその双方の希望を叶えることができます。
また、お小遣いとしてあげる場合もお金としての価値以外の何かをプラスアルファで付けてあげられたら嬉しいという思いがあるので、好きそうなデザインの銀貨を選んで渡すようにしています。
金貨や銀貨には人物や動植物、キャラクター、歴史上の出来事や建築物・芸術品などさまざまなモチーフが用いられています。
このモチーフをコインを通して知ることで、新しい興味につながれば嬉しいと考えています。
金貨は「地金型金貨」と「収集型金貨」に分類されます
金貨は投資用の「地金型金貨」とコレクター向けの「収集型金貨」に大別されます。
地金型金貨(投資用金貨)
地金型金貨は純粋な金投資向きの金貨で、本体価格は金価格と連動して上下するのが特徴です。
世界各国が地金型金貨を毎年発行していますので紹介していきます。
カナダ:メイプルリーフ金貨
メイプルリーフ金貨は裏面にカナダを代表する樹木であるサトウカエデの葉(メイプルリーフ)、おもて面にはエリザベス2世の肖像が彫られている純度99.99%(24カラット)の金貨です。
カナダ王室造幣局が1979年よりが毎年発行しており、現在は地金型コインの流通量世界1位となっています。
純度が高く流通量も多いため、国内の貴金属店でも大抵メイプルリーフ金貨は取り扱っています。
- 名称:メイプルリーフ金貨
- 発行元:カナダ王室造幣局
- 重量:1oz、1/2oz、1/4oz、1/10oz、1/20oz
- 品位:99.99%以上の純金(24K)
1oz=1トロイオンス=約31.1g
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【地金型金貨投資】メイプルリーフ金貨(カナダ)とは?
みなさんは金貨、好きですか? 私は2019年から現物資産として金貨(銀貨)に収集を兼ねた投資をしています。 元々は自分の資産に金(ゴールド)を組み入れることがきっかけだったのですが、いざ金貨を手にして ...
オーストリア:ウィーン金貨
ウィーン金貨は裏面にヴァイオリンやハープなどの管弦楽器屋やホルン・ファゴット、おもて面にはパイプオルガンがモチーフとなっている、実にオーストリアらしい金貨です。
1989年よりオーストリア造幣局が発行しており、純度もカナダのメイプルリーフ金貨、オーストラリアのカンガルー金貨と並んで99.99%(24カラット)となっています。
日本国内でもメイプルリーフ金貨と人気を二分する金貨で、多くの貴金属店で取り扱いされています。
- 名称:ウィーン金貨
- 発行元:オーストリア造幣局
- 重量:1oz、1/2oz、1/4oz、1/10oz、1/25oz
- 品位:99.99%以上の純金(24K)
1oz=1トロイオンス=約31.1g
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【地金型金貨投資】ウィーン金貨(オーストリア)とは?
みなさんは金貨、好きですか? 私は2019年から現物資産として金貨(銀貨)に収集を兼ねた投資をしています。 元々は自分の資産に金(ゴールド)を組み入れることがきっかけだったのですが、いざ金貨を手にして ...
オーストラリア:カンガルー金貨
カンガルー金貨は裏面にオーストラリアの代表的な動物であるカンガルー、おもて面にはエリザベス2世の肖像がモチーフになっている金貨で、過去のデザインから別名ナゲット金貨とも呼ばれています。
1986年からオーストラリア政府が公営するパース造幣局にて毎年発行されています。
純度99.99%(24カラット)はカナダメイプルリーフ金貨、オーストリアウィーン金貨と並ぶ地金型金貨で最高純度であるほか、年ごとにカンガルーのデザインが変わることからコレクション要素も強く人気があります。
メイプルリーフ金貨やウィーン金貨に比べると国内貴金属店での取り扱いは少ないですが、コインショップなどでも購入できます。
- 名称:カンガルー金貨
- 発行元:パース造幣局
- 重量:1oz、1/2oz、1/4oz、1/10oz
- 品位:99.99%以上の純金(24K)
1oz=1トロイオンス=約31.1g
アメリカ:イーグル金貨
イーグル金貨はおもて面に自由の女神、裏面にワシの家族が彫られているアメリカ合衆国造幣局発行の地金型金貨です。
金の純度は91.67%(22カラット)とメイプルリーフ金貨など3つの地金型金貨には及びませんが、銀・銅との合金いすることで摩耗に対する耐性が高くなっています。
国内では取り扱いが少なく、一部のコインショップで販売しています。
- 名称:イーグル金貨
- 発行元:アメリカ合衆国造幣局
- 重量:1oz、1/2oz、1/4oz、1/10oz
- 品位:91.67%以上の純金(22K)
1oz=1トロイオンス=約31.1g
イギリス:ブリタニア金貨
ブリタニア金貨はおもて面にブリテン島を擬人化した女神ブリタニアが、裏面にはエリザベス2世が彫られている、イギリス王室造幣局が発行している金貨です。
金の純度はアメリカ イーグル金貨と並ぶ22カラット(91.7%)で、対摩耗に強い仕様になっています。
国内での取り扱いは少なく、一部のコインショップのみで販売しています。
- 名称:ブリタニア金貨
- 発行元:イギリス王室造幣局
- 重量:1oz、1/2oz、1/4oz、1/10oz
- 品位:91.7%以上の純金(22K)
1oz=1トロイオンス=約31.1g
中国:パンダ金貨
パンダ金貨はおもて面はジャイアントパンダ、裏面は北京の天壇がモチーフとなっている中国の金貨です。
1982年から毎年発行されていますが、オーストラリアのカンガルー金貨と同様毎年パンダのデザインが違うためコレクターに人気の金貨です。
金の純度は91.7%(22カラット)とやや劣ること、流通量が少ないことから取り扱っている店も一部に限られます。
- 名称:パンダ金貨
- 発行元:中国造幣公司
- 重量:1oz、1/2oz、1/4oz、1/10oz、1/20oz
- 品位:99.9%以上の純金(24K)
1oz=1トロイオンス=約31.1g
南アフリカ:クルーガーランド金貨
クルーガーランド金貨は裏面にはアフリカ南部に生息するウシ科の動物スプリングボック、おもて面にはかつて同国の地に存在したトランスヴァール共和国初代大統領ポール・クリューガーが彫られています。
発行されたのが1967年と世界に先立って鋳造された地金型金貨で流通量も一時世界1位を誇っていましたが、アパルトヘイト(人種隔離政策)に対する世界各国からの批判・抗議の結果輸出量が激減し、カナダメイプルリーフ金貨にシェアを奪われることになりました。
現在では発行量も少なくなり、取り扱っているお店も一部のみです。
- 名称:クルーガーランド金貨
- 発行元:南アフリカ共和国造幣局
- 金含有量:1oz、1/2oz、1/4oz、1/10oz
- 品位:91.7%以上の純金(22K)
1oz=1トロイオンス=約31.1g
収集型金貨(プレミアム金貨)
収集型金貨(プレミアム金貨)は、国レベルの行事や歴史上の出来事・人物などを記念して発行される金貨や、過去の歴史において流通していた希少な金貨(アンティーク金貨)のことを指します。
デザイン性や希少性に価値の重きが置かれているため、新しく発行される記念金貨でも地金型金貨より高い値段設定がされることが多いです。
これらの金貨は種類が多く、ここではとても紹介しきれないですが、私が持っている金貨の一部を紹介します。
記念コイン・プルーフ貨幣など
発行枚数も少なく、デザインが好きな金貨を保有しています。
今後の値上がり期待ももちろんあるのですが、定期的に眺めて楽しんでいます。
- 名称:クヌート1世戴冠1000年記念5ポンド金貨
- 発行年数:2017年
- 発行元:イギリス王室造幣局
- 金含有量:1oz
- 品位:91.67%以上の純金(22K)
- 発行数:284枚
- 名称:エリザベス2世生誕90周年記念5ポンド金貨
- 発行年数:2016年
- 発行元:イギリス王室造幣局
- 金含有量:1oz
- 品位:91.67%以上の純金(22K)
- 発行数:900枚
アンティーク金貨(100年以上前の金貨)
アンティーク金貨の中では有名な金貨ということで手に入れた金貨です。
1869年当時の発行枚数は14,000枚と多いですが、150年も経過していますので残存数もかなり減っていると思われます。
- 名称:ナポレオン3世(有冠) 100フラン
- 発行年数:1869年
- 発行元:ストラスブール造幣局
- 重量:32.26g
- 品位:90%以上の純金
- 発行数:14,000枚
「地金型金貨」と「収集型金貨」どっちがオススメ?
金貨は大きく2つに分類できることを説明しましたが、それでは金貨をもし購入するなら「地金型金貨」「収集型金貨」のどちらが良いでしょうか?
純粋に投資目的なら地金型金貨一択
純粋に投資目的であれば、金(ゴールド)の価格と連動する地金型金貨がオススメですが、合わせて本当に金投資の手段が金貨で良いか考えてみた方が良いかもしれません。
手数料を重視するのであれば純金積立の方が安く済みます。
金貨を鑑賞・収集したい気持ちもある場合は金貨投資で良いと思います。
金貨のデザインを楽しみたいなら収集型金貨も選択肢
投資と考えつつも金貨のデザインも楽しみたい場合は、収集型金貨の購入も検討してみて良いと思います。
ただ初めて金貨を買うなら地金型コインの方が無難です。
というのも収集型金貨の適正価格を見極めるためには相応の知識や経験が必要になります。
同じ金貨でも販売者によって全く違う価格で売られていることもザラです。
なぜ価格が違うのか?
年数が違うから、発行枚数が違うから、鑑定評価が違うから、片方は偽物だから、ただ販売者が強気なだけ、など自分で理由を判断できるようになるか、信頼できる販売者を見つける必要があります。
これは初心者ではまず無理です。
収集型金貨の購入は、金貨にある程度慣れてからでも遅くありません。
注意ポイント
金(ゴールド)価格だけでなくモチーフが価格に影響を与えることもあります。
購入後にそのモチーフの人気が上がれば値上がりが期待できますが、むしろモチーフが人気絶頂の時に金貨を購入した場合は今後値段が下がる可能性もあります。
金貨はどこで購入できる?金貨の購入方法
地金型金貨の購入方法
メイプルリーフ金貨やウィーン金貨などの地金型金貨については、田中貴金属や三菱マテリアルなどの直営店は低価格で販売しています。
また、ネット購入ができる野口コインやコイン専科も他と比べて低価格です。
>>野口コイン
収集型金貨の購入方法
収集型金貨については貴金属メーカーでは売っていないので、コインショップやアンティークショップの他、コインオークションで購入することになります。
正直なところ収集型金貨についてはここで買えば間違いない!と言えるオススメの購入先がなく、欲しい金貨があればいろんなネットショップを見て回り、都度良さそうなところを選んでいる状態です。
「アンティークコイン」「アンティークコイン オークション」などで検索すると、複数のネットショップが出てきますので探してみてください。
注意ポイント
金貨の比較をする際は、値段だけでなく状態なども含めてよく比較をしてみましょう。
ちなみに、私が過去に参加したコインのオークション「オークションワールド」については記事を買いています。下記からどうぞ。
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【コイン収集】第19回オークションワールド3日目の落札品
第19回オークションワールドが終わりました。 前回記事のその後ですが、オークション2日目は全滅、3日目に4つ落札という結果になりました! ライブオークションで落札額を積み増ししたコインもありましたが、 ...
金貨はどこで売却できる?金貨の売却方法
地金型金貨については田中貴金属や三菱マテリアルなどの直営店や特約店では、販売をしている地金型金貨については買取を行っています。
田中貴金属であればメイプルリーフ金貨とウィーン金貨、三菱マテリアルならメイプルリーフ金貨・ウィーン金貨・カンガルー金貨が対象です。
それ以外の地金型金貨(ブリタニア金貨・パンダ金貨・クルーガーランド金貨)や収集型金貨については、質屋に持ち込むかコインショップにて売却、オークションに出品という方法があります。
売却の際、特に収集型金貨についてはお店によって査定額の差が出やすいと考えられるため、複数の売却先候補に査定してもらうようにしましょう。
金貨の売却時に発生する税金
金貨売却時の金額が購入時よりも高くなった(利益が出た)場合、利益に対して税金がかかることがあります。
「譲渡所得」は保有期間によって課税額が変わる
譲渡所得には保有期間が5年以内の「短期譲渡所得」と、保有期間が5年超の「長期譲渡所得」の2種類があります。
「短期譲渡所得」か「長期譲渡所得」かで課税額がかなり変わってくるため、利益が出そうな金貨を売却する際には5年以上保有した後にした方が良いです。
税理士でない人間が、税金について詳しい内容を書くことは良くないので、詳細は国税庁のホームページにてご確認ください。
おわりに
以上、「金貨・コイン投資とは?デザインも楽しめる資産運用」でした。
金貨は「資産」「投資」という面だけでなく、「目で楽しめる」「歴史を学べる」上、贈り物としても喜ばれる、人生を豊かにしてくれる品だと思っています。
もし興味が湧いた方は自分のお気に入りの金貨を探してみてはいかがでしょうか。